2009年8月22日土曜日

ウェルチ リーダーシップ・31の秘訣

ロバート・スレーター著

やはり、GEはすごい会社だと思う。
ジャック・ウェルチはすごい人だと思う。
本を読んでいるだけで、どきどきしたり、情熱が伝わってくる。

人生で何が大事かって、私は夢と情熱だと思う。

常に夢を持って、夢に向かって努力する。
努力は情熱があれば、とくに努力しなくてもできる。
だから、情熱はとても大切。

いい子にスマートに模範生にクールに物事をやるよりも、がーっと大きな口を開けて牙を向けながら生きるのって楽しい。
時々谷底に落ちたり、ぶつかったりするけど、とにかく熱い生き方大好き。

変革大好き。(チェ・ゲバラと誕生日が同じ日だから何か関係があると信じたい)

私もそろそろ牙出したい。

ときどき、周りをぐるっと引き込んでしまうようなパワーを持った人に会うけど、ウェルチさんもそんな人だろうな。
遠目からでもいいから一度見てみたい。がぉっ。

2009年8月16日日曜日

図解コレならわかる シックスシグマ

ダイヤモンド・シックスシグマ研究会

仕事でシックスシグマ関連の研修を受けることになった。
研修は5日間、全て英語で実施されるため、少し不安でこの本を慌てて読んだ。月曜日からの研修で直前の土日で読んだ。
はぁ、ナマケモノ。

実はこの本、5年ほど前に購入して一度読んでいる。
とても簡単に書かれているのにもかかわらず、当時は良く意味がわからなかった。
最近本を比較的早いペースで処分する習慣を身につけて、一度処分候補に上がっていたものの、取っておいてよかった。ほっ。

VOC (Voice of Customer)、Vital Fewと本文中に出て来た言葉は研修でも同じように使用されていて少し安心。
(当たり前だけど)

あまり本の感想になっていないが、ついでに同時期に購入したトヨタについての本を改めて読み返している。
すると、前はチンプンカンプンだったものが理解できる!おどろき。

私の頭が少なくとも、5年前と比べて少しは進化していることに安心した。

2009年8月10日月曜日

色の秘密

野村順一著

こんな文章のリズムはあまり感じたことがないな、なぜかなと考えた。
一文一文が短くて、...トン...トン...トンといった調子。

色に関するありとあらゆる情報が凝縮されていて、その知識が医学、歴史、文化、実用的なことと多岐に渡る。
どうしてこんなに色々なことを知ることができるのだろう?
ただ、多岐に渡るため一つ一つの情報を深く説明してはおらず、元々あまり知識のない自分にはわからないことが多くて残念。
それにしても私はどうしてこんなに日本文化や歴史には心を惹かれないのだろうか。

茶道や料理と食器について触れているくだりで、どうでもいい飛ばしたい!と思ってしまった。
だって興味がないんだもん。

ラテン系の人は原色が好き、とある。これはなんとなく想像ができる。
北欧系の人はパステル調の寒色を好むんだそう。ふーん。
目の網膜でどの色素が発達しているかによってことなるみたい。
「色素が発達している」とはどういうこと???

調べるテーマをたくさん見つけられる本である。

2009年8月9日日曜日

ゆらぐ脳

池谷裕二 木村俊介著

「進化しすぎた脳」という本が脳に興味を持つきっかけとなった。
その本の著者が池谷裕二さん。世界で認められた脳の研究者、すごい方みたい。
文章がとてもわかりやすくおもしろい。

この本は研究生活についてインタビュー形式で書かれていて、どういうことを研究されているかがわかると同時に研究者の仕事を垣間見ることができ、とても興味深い。

そして今回の発見は「分かる」について。このように書かれている。

人間はものごと分解すると分かることが多い。
しかし著者は脳の神経細胞のシステムについてなるべく分解しない方法で研究している。
「分解してしまったら、分からなくなるものがあるのではないか」

人間は分解することで分かったと思うけれども、分解をしてしまったら分からなくなるものがあり、ただ分解しないと分からないのは、私達の脳が分解しないで理解する能力を使用していないからだ、というようなことが書かれている。分解しないで理解するには脳の理解力を上げるなどしなければならない。

驚いた。新しい考え方だった。すごい!

もう一つ、スンクスという動物が嘔吐することのできる動物として出てくる。
嘔吐というのは高度な機能で、ねずみやうさぎは嘔吐ができないらしい。
なぜ、高度か?
例えばねずみが毒物かもしれない餌に遭遇したら少しかじって、体に影響があるか待たなければならない。毒がなかったと思って餌を再度取りに行った時にはもう取られてしまっているかもしれない。しかし、もし嘔吐することができれば全て食べてしまって毒があれば後から吐けばいい。と書いてある。

生物ってすごい。驚きばかり。

2009年8月4日火曜日

1Q84 BOOK2

村上春樹著

村上さんの小説をほとんど全て読んでいると思っていたけれど、そんなことはなかったみたい。思い込みが激しい...(反省)

青豆と天吾の物語が交互に展開していくけれど、読みたいのは青豆の方だった。
それは同じ女性だから共感するからなのか。

天吾側ではふかえりを描写する場面にちょっと嫌気が指してしまった。
これってただのロリコン?なんて物語がさーっと冷めるような考えが一瞬でも頭に浮かんだ人はいないのかな?若さに嫉妬???
特に性的描写の部分ではなぜかちょっと気分が悪くなりそうになって困った。

何が書かれているのか、どういうテーマだとか、あまりわからないけれど物語としてどんどん引き込まれるので楽しい。

子供の頃によく読んだファンタジーのように引き込まれる。
小説家ってすごい仕事だ。
むむむ。

夏だ暑くて本よりもビールとほうっておいたら、人から借りた本やら何やら溜まっている。

カリパクになってしまう。

カリパクゥ。

春樹さんぽい?